2003RA:Cupカートレースシリーズ第1戦 スプリントレース 2003/3/30 コースコンディション:ドライ

No. ドライバー 決勝 準決勝 予選
順位 周回数 順位 周回数 順位 タイム
9 松下 真久 1 20 1 15 1 32”236
18 寺田 純一 2 20 3 15 4 33”016
3 小栗 覚 3 20 2 15 2 32”393
2 吉村 直文 4 20 4 15 5 33”177
19 関口 健太郎 5 20 5 15 3 33”002
11 松下 雄介 6 20 6 15 8 33”758
12 児玉 光弘 7 20 8 15 9 36”817
7 山崎 攻一 8 20 7 15 7 33”478
4 大沢 秀行 9 20 9 15 6 33”457
1周のみの予選はタイヤが温まりきらず、この時期はまだ滑りやすい状態なだけにミスを導きやすい。そんな中、ベテランの松下と小栗が32秒台を出しフロントローを奪取。セミファイナル。好スタートを切ったのは最後尾スタートの児玉、一気に7番手に。フロント2人がわずかに抜け出し、3番手争いが激戦となるが、大沢、児玉がそれぞれスピンしバラける格好でフィニッシュ。ファイナルは好スタートを切った小栗がトップに。そのままレースをリードしながら集団が続く。しかし、2周目大沢が2コーナーでコースアウト。その後混戦の中、吉村が3番手に浮上するが寺田がすかさず猛チャージで数周後には3位を奪い返す。一方スタートでトップに立った小栗には、松下が必要に食らいつく。そしてその2台に寺田も加わり三つ巴の猛バトルが始まる。必死にトップを死守する小栗だが15周目の最終コーナーでついに松下がトップを奪取。小栗も負けずに次の周、シケイン入り口でインを刺し並びかけるが松下にうまく抑えられ、体勢を崩し寺田にも抜かれ3番手に後退。そのままの順位でフィニッシュとなった。松下は嬉しいスプリントレース初優勝だ。

2003RA:Cupカートレースシリーズ第2戦 60分耐久レース 2003/4/20 コースコンディション:ウェット

No. チーム/ドライバー 決勝順位 周回数 予選順位 予選タイム 備考
3 でこぼこフレンズ/小栗覚・佐藤明 1 97 1 36”754  
4 Team ARUCA/大沢秀行・山本隆 2 97 5 37”244  
2 BANK ROBBELY MANIAXX/吉村直文・石関正行 3 97 3 36”968  
18 WILD CATS/寺田純一 4 97 2 36”858  
27 River & Lucks/吉澤充博・影山伸一 5 95 6 37”301  
7 美女と野獣/山崎攻一・田口清栄 6 94 4 37”048  
22 ちーむ・マー/吉田拓弥・越塚友也・大瀧昇亨 7 74 7 40”057  
 

*ファーステストラップ : No.18 WILD CATS 36”251

2003RA:Cupカートレースシリーズ第3戦 スプリントレース 2003/6/22 コースコンディション:ドライ

No. ドライバー 決勝 準決勝 予選 公式練習 備考
順位 周回数 順位 周回数 順位 タイム 順位 タイム
4 大沢 秀行 1 20 1 15 1 32”584 2 32”368  
3 小栗 覚 2 20 4 15 11 32”491 3 32”377  
12 大場 健一郎 3 20 2 15 2 33”047 4 32”529  
18 寺田 純一 4 20 5 15 12 32”605 1 32”268  
9 松下 真久 5 20 12 14 10 32”306 5 32”562  
13 吉澤 大輝 6 20 3 15 6 33”306 6 32”760  
11 松下 雄介 7 20 6 15 3 33”106 8 32”914  
2 吉村 直文 8 20 7 15 7 33”597 7 32”781  
39 前田 竜生 9 20 10 15 8 33”832 10 33”255  
14 小林 宏康 10 20 11 15 9 34”034 12 33”506  
7 山崎 攻一 11 5 9 15 5 33”171 11 33”415 メカニカルトラブル
19 関口 健太郎 12 DNS 8 15 4 33”167 9 32”921 メカニカルトラブル

*No.3、No.9、No.18 は、予選ハンディの為、準決勝は最後尾スタート。

2003RA:Cupカートレースシリーズ第4戦 60分耐久レース 2003/7/21 コースコンディション:レイン

No. チーム/ドライバー 決勝順位 周回数 予選順位 予選タイム 備考
7 美女と野獣/山崎攻一・石関正行 1 95 8 37”442
11 2003スーパーエキスプレス/大野朋哉 2 95 3 37”986
4 Tiam ARUCA/大沢秀行・山本隆 3 95 10 37”716
18 WILD CATS/寺田純一・吉村直文 4 94 9 37”589
3 でこぼこフレンズ/小栗覚・佐藤明 5 92 7 36”897
27 River & Lucks/吉澤充博・影山伸一 6 92 6 39”390
19 モーニングSSR。/関口健太郎・猿賀恵司郎 7 88 5 40”241
12 ただの親子チーム/阪正晴・阪光太郎 8 86 1 37”130
39 Magical/前田竜生・笹川正・寒川照和 9 68 2 37”662
50 新井レーシング/新井靖弘・塚越広大 10 43 6 DNS メカニカルトラブル

今年2回目の60分耐久レースは、またしても雨中のレースとなった。1度目のスタートが計測ミスという珍しい原因で再スタートとなった。この約30分のずれが最後でレースの展開を大きく左右した。ほとんどのチームが給油を含む2回のドライバー交替を終えた時点でトップはNo.3でこぼこフレンズ。それを追う形で唯一、同一周回のNo.18WILDCATSがじりじりとその差を縮めていた。残り15分の時点では、この2台のいずれかが優勝すると誰もが思っていたに違いない。が、レースは最後までわからないものだ。残り10分、やんでいた雨が突然 スコールのごとく降り出した。みるみるコース上は川と化した。と同時に吸気口にレイン対策をしていなかったトップのNo.3でこぼこフレンズがスローダウン。あっさりとWILDCATSがトップに、しかし、2周も持たずにWILDCATSもスローダウン。これで周回遅れだったレイン対策済みのTeamARUCAが残り5分でとうとうトップに躍り出た。が、しかしドラマはまだ終わらない。残り1分にしてなんと最終コーナーでTeamARUCAがガス欠でスローダウン。なんと2周目に接触スピンして一時は最下位まで順位を落としていたNo.7美女と野獣とNo.11スーパーエキスプレスが、1位、2位という結果になった。

*No.3、No.4、No.7、No.18、は予選ハンディにより最後尾スタート。
*ファーステストラップ : No.50 新井レーシング 34”540

2003RA:Cupカートレースシリーズ第5戦 スプリントレース 2003/9/21 コースコンディション:ウェット

No. ドライバー 決勝 準決勝 予選 公式練習 備考
順位 周回数 順位 周回数 順位 タイム 順位 タイム
3 小栗 覚 1 20 2 15 9 36”987 1 36”976  
18 寺田 純一 2 20 1 15 1 37”808 3 37”533  
7 山崎 攻一 3 20 4 15 3 38”103 10 48”408  
4 大沢 秀行 4 20 8 15 10 37”706 7 38”143  
14 田口 清栄 5 20 6 15 8 39”343 4 37”603  
13 小林 宏康 6 19 5 15 4 38”309 6 37”882  
12 大野 朋哉 7 19 3 15 5 38”355 5 37”877  
39 前田 竜生 8 18 7 15 6 38”604 8 38”159  
23 猿賀 恵司郎 ピットスタート 4 10 14 2 37”834 2 37”348 安走違反−1周
11 城戸 厚太郎 DNF 2 9 15 7 39”197 9 38”986  
2 吉村 直文 DNS   DNS   DNS   DNS    

*ファーステストラップ : No.3小栗覚 37”299。 *No.3、No.4は予選ハンディの為、準決勝は最後尾スタート。

2003RA:Cupカートレースシリーズ第6戦 60分耐久レース 2003/10/19 コースコンディション:ドライ

No. チーム/ドライバー 決勝順位 周回数 予選順位 予選タイム 公式練習 備考
18 WILD CATS/寺田純一・吉村直文 1 110 1 31”712 32”488  
4 Team ARUCA/大沢秀行・山本隆 2 109 6 32”623 32”677  
3 でこぼこフレンズ/小栗覚・佐藤明 3 108 2 32”417 32”622  
13 スーパーエキスプレス2003/大野朋哉 4 105 8 32”801 33”031  
23 モーニングSSR。/猿賀恵司郎・石関正行 5 105 9 33”036 33”098 ピットスタート
11 つぼ7会/阪正晴・阪光太郎・桜庭順宏 6 105 3 32”976 33”754  
50 新井レーシング/新井靖弘・飯岡義雄・山口貴弘 7 103 5 33”730 33”851  
12 ミスター・ブービー/小林宏康・安藤嘉紀 8 90 4 33”126 33”195  
7 美女と野獣/山崎攻一・田口清栄 9 88 7 32”627 32”830  
 

*No.4、No.13、No.23、No.7は、予選ハンディにより、最後尾スタート。
*ファーステストラップ : No.18 WILD CATS 31”571

2003RA:Cupカートレースシリーズ最終戦 スプリントレース 2003/11/16 コースコンディション:ハーフウェット〜ドライ

No. ドライバー 決勝 準決勝 予選 公式練習 備考
順位 周回数 順位 周回数 順位 タイム 順位 タイム
3 小栗 覚 1 20 1 15 10 34”184 1 34”266  
18 寺田 純一 2 20 3 15 9 34”089 10 45”596  
11 大野 朋哉 3 20 2 15 2 35”343 5 34”741  
4 大沢 秀行 4 20 6 15 1 34”961 3 34”528  
90 武川 竜太 5 20 7 15 8 1’11”862 4 34”649 予選スピン
7 山崎 攻一 6 20 4 15 11 34”443 2 34”281  
23 猿賀 恵司郎 7 20 5 15 3 35”358 6 35”744  
24 笠井 孝 8 20 DNF 6 7 36”676 7 35”750  
12 安藤 嘉紀 9 19 8 15 4 35”768 11 2’09”072  
13 小林 宏康 10 19 9 15 6 36”189 9 35”936  
14 石関 正行 DNS - DNF 11 5 35”946 8 35”795  

シリーズポイントで、小栗と大沢が同ポイント。それを寺田が2ポイント差で追うという熾烈な争いの中、全てが最終戦に託された。予選トップタイムは寺田、2番手に小栗、山崎、大沢と続く。しかし、前戦トップ3の小栗、寺田、山崎は後ろグリットとなる為、セミファイナルは大沢がポールを獲得する。が、なんと大沢はエンジンストール。無念のピットスタートとなる。一方、小栗と寺田は怒涛の追い上げをみせ、小栗は最終ラップ最終コーナーでトップの大野に並びこれを1/1000秒差でかわし、ファイナルのポールを獲得した。ファイナルは3番手から好スタートを切った寺田が、1コーナーで2番手に浮上。小栗の後ろにつく。この2台がテールtoノーズで3番手以降を少しずつ引き離す。一方、6番手スタートの大沢は、大野を先頭とした4台の3番手争いの中から抜け出すことが出来ない。幾度となく順位を入れ替えながら大バトルの4つ巴の3番手争い、その少し前をテールtoノーズでトップ争い。という息も付けない展開がチェッカーまで続た。結果、最後まで寺田を押さえ込んだ小栗が優勝でシリーズチャンピオンを決めた。

*ファーステストラップ : No..18寺田純一 32”179  *No.3、No.7、No.18は、予選ハンディーにより、最後尾スタート。